今日は株式会社ほぼ日から出版されている「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」が良かったので紹介
この本は任天堂の前社長岩田聡さんが生前どんなことを話していかをまとめたもの
「ほぼ日刊イトイ新聞」や「社長が聞く」で掲載されたものをまとめているので、ネット上でもこの内容を見ることができるみたいです。
ただパソコンの画面とかに表示された活字ってなんか読みづらいんですよね
なので本で購入してみました!
(ブログやってるのにね)
この本を読んでいてビックリしたのはゲームボーイの「星のカービィ」が「ティンクルポポ」という名前で開発されたという話でした。
「ティンクルポポ」は既に注文を受け付けていて、広告も出していたとか
しかし宮本茂さんが「このままだともったいない」と言ったことによってを発売を中止手直ししてカービィとして生まれ変わることに
既に2万本以上の注文を取っていたにも拘わらず発売を中止する判断に至った岩田さんは凄い人です。
これによって発売された「星のカービィ」はシリーズも多数発売されて、今でも大人気ゲームというのも面白いですね!
(物持ちがイイ)
最初のカービィってコピー能力が無く敵やブロックを吸ってはいてステージ攻略していくシンプルな操作性のゲームでした。
箱の後ろに書かれたゲームの説明も今見ると面白いですね。
(シンプル過ぎて逆に難しく僕はクリアできていないんですけど)
それと僕は仕事でゲームハードに触れる機会があるのですが、その中でも特にWiiが多いんですよね。
Wiiって箱から出して動かそうとするとすごくメンドクサイ
本体は小さくて軽いからいいものの、センサーバー・ACアダプター・AVケーブルをTV繋げるとか、他のハードより繋げるものが多い
そして操作に必要なのもリモコンといった具合に、コントローラに長く触れてきた僕にはちょっと理解しがたいゲームハードでした。
しかしこの本には岩田さんWiiにかけた思いが書かれており、リビングのテレビと一緒に置かれることを想定して、誰でも操作できるようにリモコンという形をとったというものでした。
そして新しい人でも抵抗なくゲームをプレイできるように間口を広げる、そうしないとお客さんがいなくなるといった内容に
(しかも岩田さんはリモコンについてかなりこだわっていたみたい)
Wiiのあの仕様は「そういうことだったんだ!」と納得することが出来ました。
(まあ、それでもあの仕様は・・・と思わないことも)
Wiiといえば「ゼノブレイド」とか今でも人気のタイトルも誕生しましたよね!
ゼノブレイドはSwitchでゼノブレイドDEとして再版されるほど人気があります。
そして、とても面白かったです!
こんな感じで、ニンテンドーダイレクトで初めて知った岩田さんという人がどのような人物だったのかを本を通して知ることが出来たので良かったです。
また最後の方には「糸井重里」さんと「宮本茂」さんが岩田さんについて語っているページがあります。
(映像で見たあの優しそうな人柄、そのままだったみたいですね)
興味がある人はチェックしてみてはいかがでしょうか?